長野市
長野市の概況
千曲川と犀川によって形成された平坦地(盆地)にある農地から標高1,000m級の高原の農地まで、果物や野菜、米、花き、きのこなどバラエティに富んだ農作物が生産されています。特に果樹栽培が盛んで、寒暖の差が大きな盆地型の気候や標高差を活かして、りんごや桃、ぶどうなどの果物が多く生産されています。
基本情報
総土地面積 | 834.81km2 | 耕地面積(田 / 畑) | 3,081.01ha(873.51ha / 2,207.50ha) |
---|---|---|---|
人口 | 372,760人 | 農家戸数 | 4,133戸 |
気象情報
標高(耕地) | 327.4m~2353m | 年間日照時間 | 1,969.9H |
---|---|---|---|
年間降水量 | 965.1mm | 積雪深 | 33cm |
平均気温(最高 / 最低) | 12.3℃(34.2℃ / -5.5℃) |
主要栽培品目
- 作付面積944ha
- 作付面積180ha
- 作付面積133ha
- 作付面積221ha
- 作付面積18ha
誘致・助成制度・研修制度
誘致の概況
長野市は、長野県やJA等の関係機関と連携し、就農前から就農後まで計画的に就農準備または営農を行っていけるよう、サポートいたします。 営農意欲を強く持ち、地域に積極的に溶け込むことができる方、そして将来的には中心的な担い手となってくださる方をお待ちしております。
作物 | 品目 | 人数 | 地区 | 内容 |
---|---|---|---|---|
果樹 | 桃 | 川中島、篠ノ井地区 | 全国的に農家が減少傾向にある中、「川中島白桃」発祥の地である長野市川中島地区においても、高齢化等によって桃農家さんが減少しています。地域として特産の桃を守るため、新たな担い手を求めています。 桃の出荷のピークは7~9月と短期であるため、他の作物との複合栽培や兼業等での栽培といった就農方法があります。 |
|
果樹 | りんご | 長野市の各地区 | 長野市の農業を代表する経営品目ですが、年々りんごを栽培する農家さんや栽培面積が減ってきており、後継者不足です。供給量が減ってきている一方で、需要は減ってはいないため、生産量拡大が求められます。 気候変動の影響等で栽培が厳しくなっている側面もありますが、りんご専作ではなく、桃やぶどうなどの他の果樹との複合でリスク分散しながら経営を行うことができます。 |
連携機関
助成制度
-
新規就農者育成総合対策
国庫事業として、次世代を担う農業者となることを志向する49 歳以下の方に対し、 就農準備段階や経営開始時の早期の経営確立を支援する資金を交付するものです。
就農準備資金(研修期間中の所得確保):年間150万円、最長2年間
経営開始資金(就農直後の運転資金等):年間150万円、最長3年間
このほか、新規就農者に対し、経営発展のための機械・施設等の導入を支援する「経営発展支援事業」もあります。
本事業を活用いただくにあたっては、細かな要件があるため、あらかじめ長野市農業政策課等へご相談ください。カテゴリー:就農一時金 -
親元就農支援事業
地域の農業における次世代の中心的な役割を担う農業者の育成を図るため、転入又は退職等をして親元に就農した方に対し助成金を交付するものです。
対象者:認定農業者の子又は孫であり、50歳未満の方
助成金額:年間120万円、最大3年間カテゴリー:就農一時金 -
長野市農業機械化補助金事業
新規就農者が購入する農業機械の購入費のうち1/2以内、最大80万円を補助するものです。
※認定新規就農者であること等の条件があります。なお、認定新規就農者の認定期間(最長5年)を通じて、80万円を限度とし、複数回受けることが可能です。カテゴリー:農機具・資材 -
スマート農業用機械等購入支援事業
生産性向上と規模拡大を目的に、長野市の農業者が行うスマート農業用機械の購入に対して補助するものです。
対象者:認定新規就農者等(ほか要件がございますので、詳しくは長野市農業政策課へお問い合わせください。)
補助率:10分の5以内(個人の方の場合、上限150万円)カテゴリー:農機具・資材 -
農地流動化助成金
農地の有効活用、遊休荒廃農地の解消、担い手の確保のため、農業振興地域内にある農用地を新たに借り受けた認定新規就農者等に対して助成金を交付するものです。
「新たに3年以上の利用権(農地の貸借の権利)を設定した場合」などの条件があります。
助成単価(※):3年以上6年未満 5千円/10a
6年以上10年未満 15千円/10a
10年以上 20千円/10a
※中山間地以外及び耕作放棄地以外の農地の場合の助成金額です。カテゴリー:農地 -
住まい探し、移住者向け市営住宅、支援制度等
・長野市空き家バンク
移住後の住居探しとして、利活用可能な空き家を探すことができます。
「長野市空き家バンク」の物件を購入(賃貸)してリフォームする場合や家財道具を処分する場合などの補助制度もあります。
http://nagano-akiyabank.jp
・特定公共賃貸住宅
戸隠・鬼無里・大岡・信州新町・中条地区にある、田舎暮らしを希望する方向けの市営住宅です。入居要件があるためご注意ください。
・定住促進住宅
戸隠・鬼無里・信州新町地区にある、田舎暮らしを希望する方向けの市営住宅です。申込者は50歳以下及び定住者等を対象としています。
・菜園付き長期滞在施設
大岡地区にある、田舎暮らしを希望する方向けの市営住宅です。菜園が付きます。移住・定住に係わる詳しい情報は、長野市のホームページをご覧ください。住まいや仕事、支援制度などの情報を紹介しています。WEBやメール等で相談ができる窓口もあります。
https://www.city.nagano.nagano.jp/iju/index.htmlカテゴリー:住宅
このほか、果樹や野菜・花きの生産振興等のための助成制度もあります。詳細は、長野市農業政策課へご相談ください。 また、(一社)長野市農業公社が行う事業として、簡単な野菜作り等から始めてみたいという方向けの市民菜園・農園の利用者募集や、就農後の人手不足の支援として「農作業お手伝いさん」事業等がありますので、詳しくは同公社(026-227-1650)へお問い合わせください。
研修制度
-
新規就農里親研修
長野県の新規就農里親研修を利用した技術習得等が可能です。
新規就農を目指す方の経営方針、品目、地域などを考慮し、マッチングの上、担当里親農家さんが決定されます。市内には里親登録された熟練農家さんが現在約20名おり、果樹や野菜などの栽培・農業経営の研修が可能です。
2年間の研修期間中、里親農家さんから実践的な技術指導を受けるとともに、農地・住宅の確保、そして地域の繋がりづくりを支援してもらえます。
経営開始後も引き続き、相談にのってもらうことができます。
このほか、短期(2~3日)の農業体験受入事業も実施しています。 また、農業に関心がある、農業を始めてみたいといった方向けに、本格的な研修前の入り口として、座学や共同圃場での実習を受けることができる長野市農業研修センターもあります。 それぞれ詳しくは、長野市農業政策課(026-224-5037)へお問い合わせください。
先輩就農者のご紹介
長野エリアで就農し、現在農業を営む方をご紹介します。
お問い合わせ・ご相談
長野市の農業について
- TEL026-224-5037
- E-mailnosei@city.nagano.lg.jp
- URLhttp://www.city.nagano.nagano.jp/
- 担当農政担当
長野市やその周辺地域での就農について
- TEL026-234-9515
- E-mailnagano-aec@pref.nagano.lg.jp
- URLhttps://www.pref.nagano.lg.jp/nagachi/nosei-aec/kannai/renrakusaki/nagano-nogyo.html
- 担当前沢
当地域は、りんごやぶどう、ももなどの果樹の栽培が盛んです。また、花きではトルコキキョウも有名です。当地域での就農を目指す方、ぜひ一度相談にお越しください。お待ちしております。
就農に興味のある方、就農体験をご希望の方
- TEL0267-22-0214
- E-mailsyunou@pref.nagano.lg.jp
- URLhttps://www.pref.nagano.lg.jp/nogyodai/kenshubu
- 担当桜井、木下、佐々木、今井、山口
※担当者不在の場合もあり、すぐに対応できない場合があります。ご了承願います。