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農業って、休みがとれないんじゃないの?
植物や動物を相手にする仕事のため、一般の会社員のように「土日祝日が決まった休み」というわけにはいきません。けれど、作物の種類によって農閑期があり、まとまった休みをとって旅行、趣味、家族との交流を楽しんでいる農家がたくさんありますよ。毎日世話が必要な畜産農家でも交替で休みをとるなど、オンオフのメリハリを大切にしています。
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本当に家族が生活していける収入を得られるの?
無収入の研修期間は、貯蓄のほかに研修先や近隣の農家で技能向上と収益を兼ねたアルバイトでしのぐ人が多いですね。独立してからも、収入が安定するまでには時間がかかります。その点は他の仕事で独立するのと同じですね。農業の場合、国、県、市町村などの就農支援制度(条件あり)があります。就農後も、販路を拡大するためのイベントやセミナーに出るなど、「経営」の目線を持ち、安定した生活を営んでいるご家族は決して少なくありません。向上心を持って取り組みましょう。
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土に触れたことありません!未経験でも大丈夫?
もちろん大丈夫です。でも、ぜひどこかで土や作物に触れる体験をしてみてくださいね。そこで「好き!」「楽しい!」と感じることができたなら、きっと続けていけるはず。知識や技能を身につけるには、まずは、長野県農業大学校(小諸キャンパス)の就農体験研修に参加することをおすすめします。
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農地や住まいはどうやって探すの?手に入るの?
就農に必要な農地は、それぞれの実情に応じて借りたり、購入したりします。研修中に地域の農家や指導者の方々と情報交換してみるといいでしょう。農地購入費用の融資を受けられる場合もあります。また、住まいも市町村が提供する空き家情報、住宅支援制度などを利用し、自分に合った住まいを探すことができますよ。
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同世代の友達はできる?
県内にはたくさんの農業者団体があります。地域単位だけではなく年齢や農業経験で集まる会もありますので、きっとみつかります。女性でも本サイトで紹介している農業女子をはじめ、広い世代の農業女子が県内はもちろん、全国各地で活動しています。SNS等を通じ、地域を越えて情報交換したり、友情を育んでいる方々が大勢いますよ。また定期的に交流会も開かれ、農業以外の情報交換も!ぜひ友達の輪を広げてください。
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就農したら地域にどう溶け込めばよいの?
都会には都会の人付き合いがあるように、地方には地方のお付き合いや習慣があります。大変なイメージがあるかもしれませんが、地域は一つの家族のようなもの。そのお付き合いを大切にすることで、一員として認めてもらえますし、何かと助けてもらえるものです。ぜひ積極的に付き合ってみてくださいね。