先輩就農者インタビュー

人が集い、笑顔が集う農園をめざして
関理恵さん

ブドウ ほか中野市

人が集い、笑顔が集う農園をめざして

「とにかく果物が大好きで、美味しいものを食べるとすごく幸せな気持ちになれます」という理恵さん。
ある日、夫から「農業を職業として生活がしたい」と相談され、その熱意に応えて就農を決意しました。
食べた人が笑顔になれるような美味しい果物を作ることを目標に、2016年4月に信州中野で「つどい農園」をスタート。今は巨峰とピオーネが中心ですが、来年以降の収穫を目指してナガノパープルやシャインマスカットなど今人気の品種の苗も育てています。

「果樹や野菜たちが日々成長していく姿を見るのが楽しくてしょうがないです」という理恵さんに、就農してから辛かった体験がなかったか聞いてみたところ、「これまで二度ほど大雪に見舞われたことです」と語るも、「でも、もっとすごい事態をいろいろと想定してここ(信州中野)に来ましたので、まだ大したことないです(笑)」。
もし今後、自然災害などで大きな試練を迎えることがあったとしても、「“なせばなる”の精神で乗り越え ます!」と、何事にも前向きな理恵さんの覚悟が見受けられました。

そんな理恵さんの今後の目標は、「もっと美味しい果物をたくさん育てて、今より販路を広げていきたい」とのこと。
そして「“つどい農園”の字のごとく、大勢の人たちがこの農園に集まって、信州中野の自然豊かなこの地で美味しい果物をたくさん食べて、喜んで帰ってもらえるような農園にしたいです」。

PROFILE

関理恵(せき りえ)さん

千葉県出身。2014年に夫婦で東京からIターンし、信州中野に移住。夫の良祐さんとともに県農業大学校で1年間学んだ後、里親研修を経て、2016年4月に今の圃場(約1ヘクタール)を借り受ける。特技は和裁(1級和裁技能士の国家資格)

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